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どこまでがプチ整形?プチ整形の種類やおすすめしないプチ整形をご紹介します
「美容整形には抵抗があるが、プチ整形は怖くない」というように、ガッツリ整形ではなくプチ整形を望む人は多いですね。しかし、では「美容整形」と「プチ整形」の違いは何でしょうか?どこまでが「プチ整形」で、どこからが「美容整形」なのでしょうか?
今回は二重整形や鼻整形におけるプチ整形、そのほかのプチ整形について詳しくご紹介します。
おすすめできないプチ整形もあるので、検討中の方は是非最後までご覧ください。
プチ整形の定義とは?
一般的にプチ整形とは、メスを入れずに行う美容整形を指します。皮膚を切開することなく印象を変えることができる手軽さが人気を集めています。
しかし、プチ整形といってもさまざまな施術があります。
美容整形はどこまでがプチ整形なのでしょうか?
プチ整形一覧
プチ整形と呼ばれるものには「埋没法二重術」「ヒアルロン酸注射」「ボトックス注射」などがあります。メスを使わない美容整形の代表的なものをいくつかご紹介します。
◆埋没法二重術
糸を使って二重まぶたを作る埋没法二重術。メスを使って行う全切開二重術に比べてダウンタイムが短い点がメリットです。
ダウンタイムがほとんど出ない術式、全切開に劣らないキープ力のある術式など埋没法にもさまざまな種類があります。
価格重視なのか、ダウンタイム重視なのか、持続性重視なのか…
求めている基準に合わせて術式選択をすることができます。
◆糸を使った鼻整形
メスを使わずに鼻尖形成や鼻翼縮小を行う施術です。こちらも糸を使って鼻先や小鼻の形を変えていきます。
鼻整形後のダウンタイムに不安を感じている方が選択される方法です。
しかし、目に見えてわかる効果が得られなかったり、半永久的な効果が得られないといったデメリットもあります。
◆ヒアルロン酸注射
・シワ改善
・涙袋形成
・唇のボリュームアップ
・額を丸くする
・鼻を高くする
・口角アップ
・あごを前に出す など
ただし、用途によってはおすすめできるもの、できないものに分けられます。
ヒアルロン酸注射がおすすめの部位に関してはこちらの記事をご参考ください。
◆ボトックス注射
・表情ジワの改善
・エラの張り改善
・ふくらはぎを細くする
・汗を止める など
筋肉が原因で起こる症状を和らげる効果があります。
また、汗を出す神経に働きかける特徴のあるので、多汗症の治療やワキ汗対策などにも用いられています。
◆脂肪溶解注射
脂肪細胞の大きさを小さくするのではなく、脂肪細胞自体の数を減らすことで痩身効果を実現する脂肪溶解注射。使用する製剤によって痛みや効果が異なりますが、注射のみでダイエット効果が得られることからプチ整形といえるでしょう。
効果的な部位は顔やフェイスライン、二の腕などのボディです。
全身痩せを叶えるためにはかなりの量が必要となるのでおすすめはできませんが、部分痩せにはもってこいの施術ですよ。
◆シミ取り・ホクロ取り
シミ取りやホクロ取り施術は美容皮膚施術ですから、美容整形とは言えないかもしれません。しかし、「芸能人のホクロ取りは美容整形だ」と視聴者が感じることもあるので、ホクロ取りはプチ整形といえるかもしれませんね。
悪性のホクロ除去は保険適用となりますが、そうでなければほとんどの場合自費での除去となります。
炭酸ガスレーザーや電気メスを使った方法の他に、サイズの大きなものであればメスを使った切開を行う場合もあります。
プチ整形のメリット

では、どのような理由で選ばれているのでしょうか?
プチ整形のメリットをいくつかご紹介します。
低価格
まずはプチ整形の費用です。コストパフォーマンスが良いという理由でプチ整形に興味を持つ方が非常に多いです。
メスを使った手術だと20~100万円ほどかかる治療が、プチ整形であれば1~30万円ほどで抑えられるというケースも。
予算に合った施術を受けるために仕方なくプチ整形を検討している、という方もいらっしゃいます。
ハードルが低い
美容整形と聞くと抵抗がある方でも、プチ整形であれば大丈夫と考える方が多いです。実際に美容整形を何度も受けている方の中には、入りはプチ整形だったという方もいらっしゃいます。
ダウンタイムが短い
メスを使わずに注射器や糸を使って行うプチ整形。侵襲性が低いので自動的にダウンタイムも短くなります。
バレにくい
さりげない変化が得られるプチ整形は周りにばれたくない方にとても人気があります。ダウンタイムが短く、すぐに日常生活に戻ることができる点が人気の理由でしょう。
プチ整形のデメリット

もちろん安全で効果の高い施術もたくさんあるので、しっかりと見極めて施術を受けることをおすすめします。
効果に限りがある
メスを使った美容整形で得られる効果が半永久的であるものが多い一方、プチ整形では1~2年ほどしか効果が続かないものも。施術内容や施術方法によって持続期間は異なるので、施術詳細をしっかりと調査しておくと良いでしょう。
変化量が少ない
プチ整形というだけに、プチサイズの変化量しか得られない場合も。さりげない変化が得られるといえば聞こえはいいですが、微々たる変化すら得られないような施術もあるのでご注意ください。
リスクがある
美容整形にもプチ整形にも何らかのリスクは必ずあります。しかし、その中でも特に気を付けていただきたい施術の一つにヒアルロン酸隆鼻術があげられます。
注射1本で鼻が高くなる、とても画期的で嬉しい施術ではありますが、失明のリスクと隣合わせだということを覚えておいてください。
どんなに腕の良い医師による施術であっても、少なからず血流障害のリスクがあります。
ヒアルロン酸製剤を間違えて眼動脈に入れてしまった場合、視力を失う危険性も否めません。
高額になる場合も
1万円以下で受けられるプチ整形も数多く見受けられます。「本当にこの金額で大丈夫なの?」
と不安を覚える方もいることでしょう。
超低額の施術で集客をして、高額な施術に誘導するといった商法を取っているクリニックもあるので注意が必要です。
また、プチ整形で得られる効果が1~2年の場合、定期的な再施術が求められます。
そうすると最終的には、メスを使って一生ものを得るのと同じ金額を払うことになるケースも。
費用重視の方は、今後メンテナンスにかかる費用が生じる可能性もあることを理解しておきましょう。
おすすめのプチ整形
メリット・デメリットを兼ね備えたプチ整形ですが、その中でもおすすめできるプチ整形はたくさんあります。その中からいくつかご紹介します。
◆埋没法二重術
手軽に二重まぶたになりたい方におすすめするのが埋没法二重術です。全切開二重術よりもダウンタイムが短いのに、くっきりとした二重まぶたが手に入るというとても嬉しい施術です。
◆ヒアルロン酸注射
鼻へのヒアルロン酸注入はおすすめできませんが、シワ改善やボリュームアップのためのヒアルロン酸注射はおすすめできます。
ヒアルロン酸はもともと人体に存在するため、安全性が高い製剤といえます。
さらに、1gで6ℓもの水分を保持することができる成分なので、肌のハリやボリュームを出したい方におすすめです。
刻まれたシワやへこんだ部分をふっくらさせる、おでこやあごに注入して美しい横顔を目指す、涙袋やリップに注入してかわいらしい印象を手に入れる…
◆ボトックス注射
若い方にも予防として取り入れていただきたいボトックス注射。まだシワが気にならないうちから始めることで、将来のシワ予防が可能となります。
もちろんシワが気になってきた方にもおすすめの施術です。
おすすめしないプチ整形
プチ整形の中には、効果があまり感じられないものや重大なリスクがあるものも。プチ整形を検討中の方は、施術方法や使用製剤、副作用やリスクを事前に確認しておきましょう。
◆糸を使った鼻整形
メスを使わずに鼻尖形成や鼻翼縮小を行う方法もありますが、効果の面からおすすめできません。3~6か月ほどしか持続しないこともあるうえに、糸で引っ張ることによる負担から組織が傷ついてしまうケースも。
また、理想とする鼻の形に近づけることが難しく、満足度が低い点がデメリットです。
◆ヒアルロン酸隆鼻術
先ほどもご説明しましたが、ヒアルロン酸注射による鼻整形にはリスクがあります。施術自体を否定するわけではありませんが、知らずに施術を受けるよりも知ったうえで施術を受ける方が良いですね。
施術を検討中の方は副作用やリスクの説明をしっかりと受け、理解し納得した状態で施術を受けるようにしましょう。
効果重視なら美容整形がおすすめ
目や肌のプチ整形は満足度が高くおすすめできるのですが、鼻のプチ整形に関してはおすすめできません。鼻のプチ整形を受けた後に「やっぱりメスを入れて形を整えたい」と修正を希望されるお客様も多いです。
最終的に鼻整形を受けることになるのであれば、プチ整形で試す期間は無駄になってしまいます。
プチ整形とはいえど費用もかかるので、無駄になってしまう可能性のある施術は避けた方が良いかもしれません。
まとめ
今回はプチ整形の定義やメリット・デメリット、おすすめのプチ整形についてご紹介しました。プチ整形と呼ばれる施術には低価格な施術、ダウンタイムが短い施術、バレにくい施術など、さまざまなものがあります。
いずれもメリットやデメリットを兼ね備えているため、しっかりと理解し、納得したうえで施術を受けるようにしましょう。